電解還元水とただの浄水では何がどう違うの? 浄水器でろ過された後、電解槽で電気分解された電解還元水は電解前と比べてどのような変化を遂げているのでしょう?
これだけでも、唯の浄水、おいしい水ではないことがお分かりですね。 アルカリ性と還元性電気分解で生成された陰極水・還元水はミネラルイオンをより多く含有するためアルカリ性を呈し、多量の水素を溶存させるため還元化傾向を示します。同じアルカリイオン水整水器でも機種ごとに能力が異なることを以下でご確認ください。
水素豊富な電解還元水---電気分解で生成電気分解方式により生成されたアルカリ電解水には30気圧以上の高圧で溶解させた程度の水素が溶解(溶存水素)していることが実証されています。この溶存水素の一部が活性水素であり、この活性水素を含有したアルカリ電解水を特に活性水素水、水素豊富水と名付けられました。活性水素水と呼ばれている水は本当に活性水素水なのでしょうか? 答え:全ての活性水素水を活性水素水とは呼べない。水素豊富水と呼ぶ方が良いと思われます。 水素豊富水の生成状態を以下に示します。(印刷物からの転写なので画像が不鮮明です) 水素豊富水中の水素濃度 水の電気分解によってカソードから水素が発生するが、この水素は最初極めて微小な気泡となっている。図2に示すように、これが溶液中で他の小さな気泡を集めて大きな気泡に成長する。カソードで水素原子が水素分子になり、溶液中に溶けた水素分子が集まって微小な気泡になるが、この気泡になるためには余分なエネルギーが必要であって、電極の近傍では平衡溶解度より高濃度で水素が溶解している。例えば、水素ガスの直径が100nmの場合、その気泡のガス圧は30気圧となって、周りの水素の溶解度も30気圧と平衡にある。水素の過飽和度については100を越すような大きい値も報告されている。このようなわけで、陰極水中には水素の溶解度が高いと考えられる。水素の溶解度は陰極水の“酸化還元電位”を低くして還元性雰囲気を作り出す。したがって、陰極水中の水素の溶解度はその性質に影響する。 全ての陰極水水が活性水素水と呼ばれない訳は機器や生成方法により水質に相違があるからです。以下をご覧下さい。 変化する電解還元水電気分解方式で生成された活性水素水が時間の経過と共にただのアルカリ性の水になることをご存知ですか?イオン水と呼べるのはイオン化した成分が含有していることが条件になります。 しかし、このイオン化した状態は非常に不安定な状態で、他の何かにくっついて安定しようと活発に運動するのです。その結果、イオン状態であった物質(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、水素イオン等)は安定した物質へ変化してしまうのです。この段階ではただのアルカリ性の水と呼ぶのが正しいでしょう。骨形成に役立つカルシウムイオンも急流率が低下する水酸化カルシウムに変化します。 同時に、豊富に溶解していた水素量も揮発・変化し減少していきます。 以下の表は電気分解方式のアルカリイオン水生成器で生成された水素豊富水(電解還元水・活性水素水)のORP(酸化還元電位)が時間の経過と共にどのように変化していくかを測定したものです。
上表でお分かりのように時間の経過と共にどんどん変化していくのが水素豊富水・電解還元水の特徴なのです。 生鮮食品と全く同じだと思って接して戴きたいのです。 |
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