21世紀は「水素の時代」 「水素と酸素」。全く相反する性質を持つ二つの物質が結合して生成される『水』。 20世紀は水に含有される「酸素」に焦点を当てる時代でしたが、21世紀はその反対の性格・働きをする「水素」に注目が集まりつつあります。 酸素を多めに含有したミネラルウォーターや酸素バー、酸素発生器、酸素ボンベなどなど、酸素をより多く体内に取り入れるべく企画された商品が多く製造され、販売されています。 一般の消費者は「酸素が多いと身体に良い」といった単純な発想があり、これを求めています。 質問1;
マラソン選手らが高地トレーニングを行うのは、この酸素吸収力を高めるためで、15cc程度の酸素吸収量になり、平地での酸素を激しく消費する競技に有効なためです。 しかしながら、この酸素吸収力も平地で暮らす内に平均値に戻ることが確認されています。 平常時に、平常人が常時酸素を吸引し続けたら「過酸化状態(過呼吸と同じ状態)」に陥り健康上はなはだ危険だと言わざるを得ません。 ここで知っていただきたいのは、 肺機能が低下し、ガス交換率が落ちている人以外、又は激しい運動後の息切れを起こしている時以外の酸素吸入は「肺のガス交換率」を下げる危険性があるだけで人体に有効なものではないということです。 |